空港からダウンタウン行きのバスがあると聞いたので、55㎏に近い荷物
を引きずりながらバス停へ。暫くしたらホコリだらけのバスがトコトコやって
きました。ドライバーは西部警察の渡哲也がしている様な真っ黒なサング
ラスをかけたワイルドな女性。片腕はハンドル、もう片手は窓の外に腕を出
しながら「運転は私にまかせな!」って雰囲気で超かっこいい~。
運転手 : 「札は使えないよ。小銭だけ。どこへ行く?」
僕 : 「キャンプ場はある?その近くは通る?」
運転手 : 「この人をキャンプ場まで連れて行くから少し遠回りしていいか?」
(後ろを振り返りながら、他の乗客に向かって)
乗 客 : 「イェ~(yes~)」
なんて親切なんだろ~!他のお客さんがいるにもかかわらず路線ルートを外
れて、わざわざ迂回してくれるなんて!お客さんも一同そろって「イェ~」だし!
他のお客さんは4~5人。いわゆる先住民(ファースト・ネイション)の方々で見た
目は日本のお爺ちゃん、お婆ちゃんって感じです。
キャンプ場の横を流れるユーコン河の一部
食料などは街で購入。街は意外となんでもあってマクドナルドや映画館・ショッ
ピングモール・・・etc。繁華街の規模は宮崎市内で言うと橘通りよりちょい小さめ
のそれが全ての街。必要最小限のお店がちゃんとあって、街の端から端までは
歩いて行けるし、ちょうどいい規模でした。
キャンプ場ではのんびり2泊。成田→バンクーバー→ホワイトホース→バス→
キャンプ場→買い物・・・までの行程が一気に来たし、途中から辞書片手に英語
だしで疲れてしまいました。ゆっくり休養を取って出発に備えましたよ。
出発地点はここホワイトホースからバスで2~3時間かかるジョンソンズ・クロッ
シングという所。ちなみにこのグレイハウンドバスの手配はバス会社に赴いて予
約してもよかったのですが、バス会社の近くにある公衆電話からしました。
単に公衆電話を使ってみたかったから・・・です。
バス会社(電話) : 「はい、グレイハウンドバスです」
やっぱり電話越しでも発音がいい~と感心した思い出があります(変?)
ジョンソンズ・クロッシングでまたも2泊
(船を組み立てて、テント張って荷物整理してまたクタクタ)
バスの中で一眠りして運転手に起こされて目が覚める。ここジョンソンズ・クロ
ッシングで2日間かけて準備と休憩したし体力もOK!ここは小さな雑貨屋しかな
く、2日間で見かけた人は1人・・・。もう孤独の風が吹いています。いい孤独感!
まってました孤独感!
2日間の休憩だけどこの旅の全てが仕事をしていないという意味で休憩(休み)
の様な感じもあって多少複雑な気持ちになりつつ、この2日間は休憩(遊び)の為
の休憩だよという贅沢な気持ちもありつつ、これからの旅の不安もありつつ、帰
国後の仕事探しの不安もありつつ、そもそも帰国出来るのかな?という怖さもあり
つつ、いろんな事を“つつ”と引きずりながら、その日は河の流れが止まっていた事
もあって、いきなり間違って上流に向かって100mほど漕いでました・・・。
東西南北を調べないまま、上流・下流も把握しないまま出発したのでした。
だってあこがれの大河が目の前にある訳だし、河だけに流れに任せればいいや
って思いもあり、その時は一刻も早くカヤックの揺れを感じたかったんです・・・・。
子供の時以来の押さえ切れないワクワク感で弾けてました!
※ちなみにここはテスリン河(非常に水がきれいです)。ここを
数日かけて下り途中でユーコン河の本流に合流します。つまり
テスリン河はユーコン河の支流です
「ヒャ~、絶景!絶景!孤独感!ちょうどいい感じの孤独感!」
(続く・・・)
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